6.ウリュズメクとヘミュツの誕生
ゼラセはエクセルテグの子を身篭っていた。
彼女の母は「ナルトの国に行きなさい。彼らは自分の村で生まれたものしか自分たちの仲間であると承認しません」といい、ゼラセを送り出した。
彼女は行く先々でナルトの国の場所を聞いた。それ以外は口を開かなかった。
やがてナルトの国のついた時、彼女は「私はエクセルテグの妻です」と答えた。長老達は喜び、エクセルテグの塔の最上階に住まいを作ろうとしたが丁重に断った。
ゼラセは一番下の層の日陰の牛小屋に居を構え、そこでウリュズメクとヘミュツを産んだ。
参考書籍によるとオセチア人は塔に住み、上層階を住居、下を家畜小屋にしたとある。